【キャンベラ31日AAP】 内部告発サイト「ウィキリークス」は31日、米国家安全保障局(NSA)が日本の内閣府などを盗聴していたとする文書を公表した。
盗聴されていたのは内閣府のほか、宮沢洋一経済産業相、三菱商事や三井物産などの大企業などで、NSAが日米関係や貿易、気候変動などに関する政策の内部情報を、定期的に入手していたとしている。
さらにウィキリークスが発行するThe Saturday Paperによると、入手した情報はオーストラリアとも共有していたとしている。米国、日本、オーストラリアは現在、ハワイで開催されている環太平洋経済連携協定(TPP)の協議に参加している。