【サンタンドレ31日AAP/AFP】 先月29日、インド洋のレユニオン島で、飛行機の翼の残骸が発見された。マレーシアのカプラウィ副運輸相は、翼に表記されていた記号から、残骸はMH370便と同機種のものであると確認したと述べた。
消息を絶ったMH370便の発見につながる可能性があるとして期待が高まっている。
ビショップ豪外相は、「今回の発見は、悲しみにくれる被害者の家族にとってよい前兆である」「家族は答えを知る権利がある」と述べた。
この残骸がMH370便のものと確認されれば、消息を絶って17カ月が経ち、難航している捜索の初の突破口となる。
残骸が発見された近くからは、スーツケースの一部も見つかっているが、トラス豪運輸相は、MH370便の乗客のものであるかどうかは定かではないと述べた。
残骸はフランスに移送され、5日から調査・分析が始まる。