【シドニー1日AAP】 NSW州ブルーマウンテンズの山火事は、消防隊員の消火活動により、沈静化に向かっているが、地元住民らは引き続き警戒を続ける必要がある。
NSW州地域消防団によって発令された、ウェントワース地域の火災警報のレベルは、夕方には勧告レベルに下げられた。
火事により30ヘクタールが燃焼し、ヘリコプターによる空中消火とともに、およそ130名の消防隊員が消火活動にあたったが、クリフトップとリトル・スイスランド・ドライブ間では火災が進行している。現場には、消防隊員らが夜間待機して、消火活動に備える。
2週間前、ブルーマウンテンズのあるシドニー西部では、雪と氷で家の裏庭が白一色に覆われていたが、先月31日夜の強風の影響で、巨大な炎は広がり、青々と茂った一帯を赤色に染めた。
火災は放火が原因で、警察は34歳の男を逮捕、起訴した。