生活

3世帯に1世帯 コロナで家計が悪化

【キャンベラ1日AAP】  オーストラリア国内の3世帯のうち1世帯は、新型コロナウイルスの影響が拡大するなか家計状態が悪化していることが、オーストラリア政府統計局(ABS)による統計で明らかになった。

 

統計では、心配や焦りを感じると回答した人の割合が2017年~18年から約2倍となったほか、年代別では65歳以上より、働き盛りの年代のほうが家計状況について良くないと感じていることも分かった。また、4月半ばまでに失業したり、勤務時間が減った人は8人に1人となっている。

 

連邦政府は、生活保護手当の受給資格を持つ人に750ドルのチェックを支給したが、ABS銀行によると半数以上の人が銀行に貯金、もしくは使用していないようだ。モリソン首相は、新型コロナウイルスの感染者数の伸び率が下がってきたことをうけ、現在導入している厳しい規制から「早期に緩和する」ことを提案している。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら