【キャンベラ2日AAP】 オーストラリア政府による新型コロナウイルスへの対応について、米国のトランプ大統領政権は「感銘を受けている」と、在米オーストラリア大使が明かしている。オーストラリア国内では一日の感染者数が減少傾向となり、導入されている規制の緩和を進めている。
今年初めに前任のホッキ―大使を引き継いだシノディノス大使は、スカイニュースの取材に応じ、米国政府の高官たちと話をすると、誰もが「早い段階で国境を閉鎖し、社会的距離やロックダウンなどすべての対策を速やかに導入したことに大きい感銘を受けている」と述べた。
シノディノス大使はさらに、職務を通してオーストラリアが強い自信を持っており、国の方針が明確で、主要な外交問題では与野党が一丸となって臨むことが出来るという点は、非常に興味深いと話した。