【ブリスベン3日AAP】 旅行会社大手チェーンのフライトセンターは、新型コロナウイルスの影響を受けた顧客のキャンセル料金を免除し、すでにキャンセル料金を支払った顧客には返金する。消費者から6,000件を超える苦情が寄せられ、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が介入した。
フライトセンターは、新型コロナウイルスによる旅行中止に国際線は300ドル、国内線は50ドルのキャンセル料をそれぞれ課した。ACCCは、「3月13日以降にキャンセル料を課された顧客数千人に返金される」「引き続き旅行セクターと返金やキャンセルについて討議し、異例の事態で公平に消費者を扱うよう働きかけていく」「消費者は電話でなくメールやウェブサイトを通して連絡をとるように」と声明を発表した。
返金はグループ企業内のアウント・ベティ、トラベル・アソシエイツ、スチューデント・ユニバース、ユニバーサル・トラベラー、ビョジェット・トラベルでも適用される。