【メルボルン4日AAP】　　　国内で新型コロナウイルスの影響で旅行のキャンセルを余儀なくされ、返金でなく旅行券のみを提供された消費者は、訴訟に加わるよう奨励されている。

航空会社や旅行会社、ツアー会社らは旅行中止に対し旅行券を提供し、法律上の義務に違反した可能性があるとされる。影響を受けた消費者数万人が数千ドルを失ったうえに、使えない可能性のある旅行券を渡されている。また、運航停止発表前に航空券代の一部を取り戻そうとキャンセルし、高いキャンセル料を課された消費者も多い。

弁護士会社「スレーター・アンド・ゴードン」のアンドリュー・ポール氏は、「航空会社や旅行会社を含み、誰もが厳しい状況にあるが、消費者から搾取する理由にはならない」「返金されるべきだ」と声明を発表した。