【キャンベラ10日AAP】 無所属のジャッキー・ランビ上院議員は、自らの息子の違法薬物アイスへの依存を明らかにし、刑事責任のある障害者から恩恵を剥奪するという政府法案に反対した。
ランビ議員は10日、「私の肩書をしても、息子をコントロールできない」と、21歳の息子のアイス中毒を上院議会で明らかにし、自身について、同問題に取り組む多数の親の1人だと話した。
同議員によると、TAS州は深刻な薬物中毒問題に直面しているとされる。
精神病を患う犯罪容疑者を厳しく対処する政府法案について、ランビ議員は、容易で大衆向けの選択肢だと反対した。
さらに同議員は、本人の意思がなくても、子どもの強制薬物治療を親に対して可能にする、法案導入を計画していると伝えられている。