【ブリスベン6日AAP】 新型コロナウイルスの影響で休業中の大手百貨店マイヤーは、8日からQLD州の5店舗を試験的に再開する。
マイヤーは3月29日、国内の全店舗を休業した。これにより、従業員およそ1万人が無給で休職を強いられた。営業はオンラインのみで続けられている。
QLD州のチャームサイド、カリンデール、ノース・レイクス、タウンズビル、トゥーンバの5店舗で8日、営業を再開する。店内の清掃を強化し、従業員用に手の除菌ジェルやマスク、手袋を用意し、レジにシールドを備え付ける。社会的距離を保つよう、看板も置かれる。美容系の予約、下着やスーツ、靴のフィッティングサービスは行わない。マイヤーの広報官は「顧客と従業員の健康を最優先し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努める」と話した。