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母の日前に 規制緩和は州ごとに相違

【キャンベラ7日AAP】  国内で新型コロナウイルス拡大防止のために導入されていた規制の緩和が進んでいる。10日の母の日に母親らを訪問したいと考える人がいるなか、NSW州とVIC州では第2次の感染爆発を懸念し、慎重な姿勢を示している。

 

NSW州は、同じ世帯の大人2人と子どもによる訪問を維持する方針を示している。VIC州は自己隔離規制により他の世帯の訪問は禁止となっており、同州のアンドリュース首相は「大丈夫だという確信のない状態で、規制を緩めることはしたくない」と話した。TAS州も規制を維持しており、同州のガトウェイン首相は「母の日の最善の贈り物は、お母さんたちの安全を守ることだ」と話した。一方、QLD州は母の日の10日から、同世帯家族の5人までが他の世帯を訪問することが可能となる。

 

8日に行われるナショナル・キャビネットでは、様々な産業界を通常の状態に段階的に戻すため、「3段階のフレームワーク」について決定するとみられている。

 

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