【キャンベラ16日AAP】 アボット連邦首相は同性婚の問題に関して、憲法改正のための国民投票か国民意思表示のどちらを支持するか明言していないが、国民投票は来年予定される連邦選挙とは別で行われるべきとした。
ブランディス法務大臣は、17日の閣僚会議で方向性が決定されるかは不明としつつ、「政府の早急な決断を期待する」とスカイニュースで話した。同法務大臣はまた、アボット首相の意見とは異なり、国民意思表示を選挙と同日に行うことで数百万ドルの経費削減になるとしている。
自由党のワレン・エンテック議員が17日、同性婚法案を議会に提出するとみられる。
一方、アンドリュー・ラミング自由党議員は、ブリスベンの自身の選挙区で行った同性婚に関する調査方法について非難を受けている。同調査において住民の58%が同性婚に反対した。婚姻の平等の擁護団体によると、ラミング氏の調査は郵便によるものだけでインターネット調査がなく、選挙区の多数の人が調査用紙を受け取らなかったという。