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規制緩和も旅行者監視は厳しく TAS

【ホバート9日AAP】  TAS州のガトウェイン首相は8日、新型コロナウイルスの拡大防止策の緩和計画を発表した。州内や地域内での活動については緩和が進められる一方、州や国境を越えた移動については、少なくとも7月まで規制を維持する方針を示した。

 

TAS州では、11日から葬式への参列者の数が最大10人から20人に引き上げられるほか、自宅から30キロメートル以内の公園を訪れることが可能となる。さらに高齢者介護施設の訪問禁止が解除となり、2人以内の訪問が週に一回まで許可となる。

 

一方、TAS州への不要不急の渡航については、少なくとも7月まで州政府が準備した施設での隔離生活を求めるという。ガトウェイン首相は、TAS州は他の州や準州に比べて高齢者が多いとして、「旅行者を重点に、水際対策を徹底して行う必要がある」と話した。

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