一般

副市長が結婚式で道路閉鎖 住民苛立ち

【シドニー19日AAP】   シドニー西部オーバーンの副市長が、自らの豪華結婚式のために許可なしに道路を閉鎖したことを受け、住民らは同副市長の解雇を求めている。

サリム・メハジャー副市長は15日、ヘリコプター4機を使用する豪華結婚式を行った。妻のアイシャさんも、5000万ドル相当のバイクと高級車によるパレードで移動した。

住民に対し、結婚式当日にリッドコムの通りから車両を移動させなければ牽引され、牽引費用は住民負担という手紙が送られた。住民らはカウンシルに対し、副市長を解雇するよう3000近い署名とともに呼び掛けた。

同カウンシルのアイリーン・シムズ評議員は「住民は非常に不満を抱いている」と話し、道路閉鎖の正当性に関する動議を19日夜に提出するとした。

一方、警察は道路全体の閉鎖は承認されていないと断定している。

ベアードNSW州首相は、政府機関に対する住民の高い期待を、今回の経験から副市長夫妻が学ぶことを望むとした。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら