【パース23日AAP】 WA州のバーネット首相は、2017年の州選挙で自由党の続投が得られたら、パースの日曜日の店舗営業時間を延長すると話した。
バーネット州首相は自由党の選挙公約として、日曜日の午前9時開店と、週末の時間外賃金割増率を最大50%にすると話した。日曜日の倍額賃金は、中小企業にとって非効率的で、平日にフルタイムで働く従業員にとっても不公平だと説明した。
州政府は、2010年に平日夜のレイトナイトショッピングを導入、2012年に日曜日の営業を午前11時から行うなど、営業時間の規制を段階的に解除している。
同州商工会議所は、営業時間延長は雇用機会や経済活動を促進し、住民や旅行者にとってもWA州がより便利で住みやすい場所になるとした。
一方、同州労働組合は、「州首相は、週末に家族で過ごす時間を大切にしているサービス業の低賃金労働者に配慮していない」と話した。