【キャンベラ27日AAP】 アンドリュース国防相は27日、キャンベラの米国商工会議所で会見し、国内の造船業は連邦政府が打ち出した400億豪ドルの造船計画の恩恵を受けるとしながらも、これまで以上の造船技術を期待すると述べた。
政府は2018年からコルヴェット艦、2020年から新しいフリゲート艦の建造開始を視野に入れている。アンドリュース国防相は、「政府および国防軍にとっては、高い生産性と費用の効率性が重要」と述べ、計画の遅れや予算オーバーは避けられるべきとの考えを示した。
さらに、継続して新しい船を建造することで、必要なときに適切な費用で必要な技術を提供できる持続可能な造船産業を築いていけるとの考えを示し、「(技術が)金額に見合っているかというのは常に重要な問題だ」と述べた。