【ブリスベン15日AAP】 QLD州政府は今月25日から、キンディーから12年生までの全学年で登校を再開すると発表した。キンディ、プレップ、1年生、11年生、12年生が今週から登校を再開しており、これで全校生徒の登校を許可することになる。
QLD州のパラシェイ首相は15日、政府が進めた段階的な学校の再開について、上手く機能していると評価。州内の感染者数が減少したことや、州民による協力により、全面的な学校の再開にこぎつけたと謝意を述べた。
QLD州のグレース教育相、学校再開のプロセスがこれまでのところスムーズに進んでいるとする一方、「まだ林から抜け出したわけではない」と述べ、気を緩めることのないよう呼び掛けた。学校では社会的距離は導入されないが、机などは可能な限り間隔をおいて設置するなどの対策がとられている。