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「パンデミックは終焉していない」 保健当局が警鐘

【キャンベラ16日AAP】   国内全土で数週間に渡り施行されている外出規制により、コロナウイルス感染の拡大を最小限に食い止めることに成功した結果、現在経済活動の再開が徐々に行われているが、保健当局は規制緩和による感染の第2波の可能性を警戒している。

 

国内全土では、経済活動の制限緩和計画の3段階のうちステージ1を開始しており、パブやカフェ、レストランで食事をすることが可能となっている。

 

しかし、マイケル・キッド副主席医務官は、「高齢者など重症化しやすい人へのリスクは依然高い。楽観視すべきではない」として、警鐘を鳴らしている。

 

キッド副主席医務官は「社会的距離を維持すること、咳エチケットを守ること、こまめに手を洗う、体調が悪い場合は人に会わない」などを守るように訴えた。

 

国内では100万人以上の人が検査を受けており、現在国内の感染者数は7036人、新たな感染者数は20人となっている。死亡者は98人で、国際的に見てもその数は非常に少ない。

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