【メルボルン29日AAP】 公共放送ABCと大手メディア・フェアファックスが行った共同調査で、大手コンビニエンスストア・チェーンのセブンイレブンが従業員に対し不当に低い賃金を支払っていたことが分かった。グリーンズ(緑の党)はこれについて調査を行うべきだとの考えを示した。
共同調査によると、セブンイレブンの約3分の2にあたる店舗で従業員に対し本来支払われるべき額の賃金が支払われていないという。不当に低く設定された賃金は本来の額の半額とも言われており、またそのような従業員のほとんどが学生ビザで滞在中の外国人留学生とみられている。
グリーンズのバント議員は29日、「上院審議会で労働ビザ制度について取り上げ、これらのショッキングな報告についてさらに公聴会を開きたい」と述べた。