【シドニー17日AAP】 4月前半にYouGov Galaxyが1007人の10代に行なった全国調査と、ユニセフ・オーストラリアがNSW州地方地域と、タスマニア、パース、シドニー在住の10代から受けた相談をもとにした結果から、コロナウイルスによって教育システムが変わったことにより、67パーセントが学業継続に対して不安を感じていることが明らかになった。
また、調査結果から、孤立した状態での長時間のオンライン授業の継続により、メンタルヘルスや学業継続や他者との社会的交流に悪影響を及ぼしていると感じている学生がいることがわかった。
調査に参加した17歳のユニセフのヤング・アンバサダー、ダフネ・フォンさんは「長時間パソコンの前に座って勉強をしていることで、極度な疲労感を感じている。多くの学生が、先生にすぐに質問したり、友達に聞いたりする気力を失っている」とし「学習プロセスが停滞している」ことを指摘した。