【シドニー1日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は1日の月例理事会で、政策金利を史上最低の2%のまま4か月連続で据え置きにすることを決定した。
会議後に発表した声明でスティーブンス総裁は、中国経済の停滞に対する懸念から発生した近頃の不安定な世界金融市場について言及しつつ、米国経済は強化していると話した。
スティーブンス総裁は、低金利は地域経済を助長し、現在の政策金利2%が適切と考えられるとした。また、「今後得られる経済・財政状況の情報から、現在の政策姿勢が継続的成長の助長に最も効果的であるか評価する」と話した。