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カンタス航空コロナ対策に万全 当局 

【キャンベラ20日AAP】  NSW州のケリー次席医務官は20日、新型コロナウイルスの感染拡大の防止策として、カンタス航空が6月12日に発足させる「フライ・ウェル(Fly Well)」プログラムについて、可能な限りの対策を盛り込んでいると評価したことが分かった。

 

カンタス航空はウイルス拡大の対策として、機内で着用するマスクの配布、手指消毒ステーションの設置、機内清掃の徹底、予約やキャンセルの柔軟化などのほか、非接触型チェックイン、セルフサービス型の手荷物預け入れなどを含む。ケリー次席医務官によると機内の換気設備も改善され「野外のカフェほど安全ではないが、密室より安全」だという。

 

カンタスのアラン・ジョイスCEOは、新型コロナウイルスの感染リスクが指摘されてから、これまで機内での人から人への感染は起きていないと説明したが、運輸労働者組合(TWU)は、新たなプログラムについて労働者の安全を守るのに不十分との見解を示している。

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