【キャンベラ7日AAP】 2013年にアボット連邦政府が発足してから2年を迎えたが、来年の連邦選挙を控え、野党労働党が優勢となっていることが最新の世論調査からわかった。
アボット首相は7日、キャンベラで行われた中小企業フォーラムで、この2年間に達成した事項について演説し、「計画は功を奏している」「約束を果たした政府と、学習せず変わらない野党との間で、国民がどちらを選ぶか非常に自信がある」と話した。
一方で、最新のニュースポール世論調査によると、19カ月前の傾向から引き続き、2党比較では54対46で労働党が優勢となった。また、回答者の41%がショーテン労働党党首が連邦首相に相応しいと答え、アボット首相は37%だった。
労働党は、「過去13年で失業率が最も高く、失業者数80万人は過去20年で初めて」と話し、連邦政府は有限不実行とした。また、年金問題や大学の学費引き上げなどについても非難した。