【シドニー8日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)のルーシー・エリス財政安定局長は、国内の景気後退について、最近の中国の株式不安を考慮してもまだ先だろうという見解を示した。
先週発表された4-6月四半期の経済成長から、オーストラリアは24年間景気後退を経験していないことがわかった。
エリス財政安定局長は8日、「これほど長期にわたって不況がないことは驚くべきだが、国にとって素晴らしい結果」と話した。 また、オーストラリアが全く不況知らずというわけでなく、時期は不明だが景気後退の可能性はあり得るとし、「最終的に訪れる不況から国が確実に回復することが、私の任務」と話した。