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難民受け入れ 与党内でも意見分かれる

【キャンベラ8日AAP】   シリア難民の問題について8日、受け入れ人数や大量受け入れをコミュニティが支持するかなど、与党内でも様々な意見があげられた。アボット連邦首相は受け入れ人数やシリアでの軍事活動について、9日にも明らかにするとみられる。

アボット首相は、「難民を思いやる気持ちと、シリアでのイスラム過激派組織(IS)への戦闘爆撃の可能性の両方を考慮して、政府は対応するべき」と話した。

人道・難民プログラムのもと追加で受け入れるべき人数について、野党労働党は少なくとも1万人、グリーンズ(緑の党)は2万人、援助団体らは3万人としている。

政府は再定住と一時避難ビザの両方を考慮しており、医療ケアや教育、住居などの提供方法について各州・地域団体と協議するとみられる。 

各州・地域首相らもサポートの意思を示している。VIC州のアンドリュース首相は、「正しい行動を取るための準備はできている」と話した。

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