【キャンベラ9日AAP】 潜水艦の建造をてがけるドイツの企業TKMSは、オーストラリアでもドイツ国内と同じくらいの低いコストで新しい潜水艦を建造することが可能で、技術者を探すことも困難ではないとの見方を示した。
TKMSのハンス・アズポディエン会長は、2015年ごろを目処に12隻の潜水艦を建造する条件で当初提示した200億ドルの入札額に変わりがないことを強調した。
TKMSはオーストラリアの次世代潜水艦の建造に名乗りを上げている3つの企業の一つ。このほかにフランスDCNSショートフィン・バラクーダや日本の総りゅう型が注目されており、競争評価方式で決定される見通し。