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アボット首相 シリア難民受入れで会合

【キャンベラ10日AAP】  連邦政府は11日、受入れを決定したシリア難民約1万2000人のスムーズな受け入れ体制の構築について話し合うため、キャンベラで関係者らと会合を開く。

政府は主にヨルダン、レバノン、トルコの国連難民キャンプから、女性や子ども、家族などを優先に受け入れることを決めた。アボット首相は移住サポート団体、民族コミュニティのリーダー、宗教グループらと移民をスムーズに社会へ溶け込ませる方法について話し合うとしている。

アボット首相は声明で、「移民する人々が迅速かつ効率的に社会に溶け込むには何をすべきかを話し合う」と述べた。ダットン移民相、モリソン社会サービス相、フィエラバンティ・ウェルス政務官も参加する見込み。

難民受入れプログラムは今後4年間で約7億ドルの費用がかかると見込まれており、最初のグループは今年のクリスマスまでに受け入れが完了するとみられている。

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