政治

自由党党首選再び ターンブル氏が勝利

【キャンベラ14日AAP】   与党自由党内で党首交代を求める動議が再び出され、党首選でアボット連邦首相がマルコム・ターンブル前通信相に敗れた。

14日夜行われた党首選の結果、ターンブル氏は54対44で勝利した。ジュリー・ビショップ副党首はケビン・アンドリュース氏を70対30で破り、副党首および外務相として留任する。

アボット氏のリーダーシップに対する疑問の声は数か月にわたってあげられてきた。ビショップ氏が14日昼頃、アボット氏に退任を提案し、その後ターンブル氏が党首選を求めた。

ターンブル氏は党首選に先立って、「自由党はアボット氏のもと敗退に向かっており、新しいスタイルのリーダーシップが必要」と話し、自身のリーダーシップは協議的・協力的なものになると誓った。同氏はまた、党首選の動議をWA州カニングでの補欠選挙数日前に提出したことを謝罪し、同補欠選挙でのアンドリュー・ヘイスティー自由党議員の勝利を期待した。

ターンブル氏は、アジア自由貿易協定、国境警備、シリア難民への支援を重要事項として挙げた。同氏は15日、内閣改造について幹部議員らと協議する。

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