【ブリスベン19日AAP】 QLD州のピット財相は19日、ケアンズのヨーキーズ・ノブに建設が計画されていたが頓挫していた巨大カジノリゾート開発計画について、アクイス・グレート・バリアリーフと再び計画を進めることで合意したと発表した。
総額80億ドル以上とも言われている同プロジェクトについては今年2月、アクイスを率いる香港の実業家トニー・ファン氏が当時の自由国民党(LNP)と合意に至らず計画から一時撤退していた。1月末の州議会選挙で労働党が勝利し、再び州政府とファン氏に歩み寄るかたちとなった。
同州財相によると、リゾートホテルの収容人数は約7500室、コンベンション・センター、エキシビション・センター、カジノ2か所、ゴルフコース、人工池やラグーンを含む。リゾートがオープンすると1万6000人の雇用にもつながると見込んでいる。