【シドニー26日AAP】 シドニーで今週から学生がフルタイム登校に戻り、通勤者も増えるなか、電車ネットワークはCCTV監視カメラを配置して社会的距離が保たれているか確認を続ける。
アレクサンドリアの鉄道運転センターでは、専用職員80人がCCTV監視カメラ1万1,000台を監視する。リアルタイムの混雑情報がセンターに送られ、利用者はスマートフォンのアプリで前日のデータを確認して利用時間やルートを検討できる。さらに、保安官や警備員数百人を動員し、社会的距離を保つとともに混雑を防止する。
NSW州のコンスタンス交通相は、今後もできる限り在宅勤務を続け、電車やバスを利用する際にはラッシュアワーを避けるよう市民に呼びかけた。
昨年同時期に比べ、公共交通機関を利用する学生は60%減っている。