【キャンベラ20日AAP】 マルコム・ターンブル新連邦首相は20日、新内閣「21世紀の政府」を発表した。閣僚は21日に宣誓就任を行う。
連邦財務相には、ジョー・ホッキー氏に代わりスコット・モリソン氏が就任する。また、ケビン・アンドリュース国防相に代わってNSW州のマリーズ・ペイン上院議員が閣僚入りする。アンドリュース氏はメルボルンで記者団に対し、「ともに内閣で働く申し入れをターンブル首相に受け入れてもらえず残念」と話した。
女性閣僚はアボット前内閣の2人から5人に増える。ケリー・オドワイヤー氏が財務担当補佐相および中小企業担当に、ミカエリア・キャッシュ氏が雇用相に就任する。
ビショップ外務相、リー保健相、ロブ貿易相、コーマン予算相、ハント環境相、ダットン移民相そしてブランディス法務大臣は留任する。
新内閣について野党労働党のショーテン党首は、「国民は新しい顔でなく、新しい政策を必要とする」と話し、障害者やメンタルヘルス、住宅に関する大臣がいないことを残念だとした。