【シドニー20日AAP】 ターンブル新内閣発足を控え、ジョー・ホッキー前連邦財務相は議員を辞職する意向を明らかにした。
ホッキー氏は20日、「大臣の任務を続投しない意向および下院議員の辞任を連邦首相に伝えた」と声明で話し、20年近くにわたる議員人生に終わりを告げ、家族と過ごす時間を増やす計画を明らかにした。同氏にはキム・ビーズリー駐米オーストラリア大使の今年末での任期満了とともに、同職務の申し入れがなされるとみられている。
ターンブル連邦首相はホッキー氏について、「長年にわたり、政府と議会に優れた貢献を果たしてくれたことに感謝する」と話した。同首相は20日、スコット・モリソン氏が連邦財務相を務めると発表した。
ホッキー氏は財務相のほかに、金融サービス相、雇用・労使関係相、中小企業相、そして観光相を過去に務めた。