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公共セクターの昇給を12か月停止 NSW

【シドニー27日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相は27日、州内の公共セクターに勤務する職員への給与について、向こう12か月の間、昇給を行わない方針を明らかにした。さらに職員の余剰人員整理による解雇も行わないとしている。

 

州内の公共セクターで、職員約41万人の昇給を見合わせることにより、30億ドルの節約につながるという。ベレジクリアン首相は「余剰金もそうでないものも、医療や雇用や雇用保障などの優先課題に費やされるべき」と話した。

 

豪政府統計局(ABS)によると、NSW州の4月の失業者数は22万人に上り、失業率は前月より1.1%ポイント増加の6%となった。また、賃金は3月14日~5月2日の間に4.9%低下したことが分かっている。

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