【キャンベラ23日AAP】 新連邦内閣で財務大臣の座に就いたスコット・モリソン議員に対して、アボット元連邦首相が「ターンブル氏の党首立候補について一言も助言しなかった」と非難している件について、モリソン氏は初めてメディアに対してアボット氏の非難内容を否定した。
アボット氏によると、モリソン氏はアボット氏の事務所にターンブル氏が党首候補に立候補することを警告したと公言しているが、実際のところアボット氏がターンブル氏の立候補を知ったのは選挙直前だったとして、モリソン氏は国民に嘘をついていると非難している。
モリソン氏は23日、ABC局の番組内で、アボット前首相に個人的に警告をしたとは一度も言っていないと述べた。同氏は、アボット前首相の下で社会サービス大臣として業務をできたことは非常に光栄であったと話した。