【キャンベラ24日AAP】 ターンブル新連邦首相は24日、多発しているドメスティック・バイオレンス(DV)対策に1億ドルを投入することを発表した。
この計画では、プリペイドのクレジットを含む携帯電話2万台を用意し、女性が自身の携帯電話を破棄できるようにする。また、3650万ドルを投入して、警察やソーシャルワーカーのトレーニング向上を図るとしている。
DV絡みの殺人事件は多発しており、今年だけで63人の女性・子どもが殺害された。この2週間だけをみても、女性・子ども7人が家族によって殺害された。
ターンブル首相は、「女性に暴力を振るう行為はオーストラリア人として恥ずべきもの。国家の恥だ」と述べた。