【ブリスベン26日AAP】 億万長者としても知られるターンブル新連邦首相に対して、ブリスベンの高校生が「首相の給与を1ドルにするか、もしくは給与を寄付してほしい」と訴え、署名運動を開始。5日間で2700人が署名した。
コービン・ダンカン君(15)は署名活動サイト「change.org」にて、50万ドル以上と言われる連邦首相の給与を1ドルにして、国内のインフラ整備や深刻化するドメスティック・バイオレンスやシリアの避難民問題への対策費に充当してほしいと訴えている。
ターンブル連邦首相は現役の政治家の中では、クライブ・パーマー氏に次いで2番目の富豪として知られていて、その資産は2億ドルに上るとも言われている。
コービン君は署名運動の中で首相に対して、「あなたは将来のことを常に考えているリーダーであると言っている。では、いかなるタイプのリーダーであるかを国民に証明して欲しい」とし、もし1ドルの給与を受け入れてくれるのであれば、首相が金銭を目的とせず真摯に国のために尽くそうとしていることが証明されると述べた。