【シドニー1日AAP】 モリソン連邦首相は1日、シドニー西部バジェリース・クリークに建設中のウエスタン・シドニー国際空港と連結するメトロ鉄道の着工を、年内に開始すると発表した。
メトロはシドニー西部と新空港を結び、2026年の開港に合わせて完成・運行させる。空港からセント・メリーズまでおよそ15分で、セント・メリーズからは既存の電車路線を使ってパラマタやシドニー中心に移動できる。
連邦・NSW州政府ともにそれぞれ、メトロ建設に17憶5,000ドルを拠出する。地質工学的評価によるが、プロジェクトの総費用はおよそ110憶ドルと見積もられる。
モリソン首相は「オーストラリアはこうしてパンデミックから復興する」「雇用を創出する投資だ」と記者団に話した。
NSW州のベレジクリアン首相によると、メトロプロジェクトは今後6年で1万4,000の雇用を創出する。