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鎮痛剤コデイン関連の死亡が急増

【シドニー5日AAP】   国内で鎮痛剤コデインに関連する死亡が急増している。

2000年から2009年にかけて、コデイン関連の死亡は100万人あたり3.5から8.7と倍以上に増加した。また、2000年から2013年でコデイン関連の死亡が1437件認められた。このうちおよそ半数は過失による過量投薬によるもので、3分の1は意図的に自己危害を加えたものとされる。

保健省の薬品・医薬品行政局(TGA)は2日、「コデイン製剤の依存や危険性は、同薬品を処方箋のみにする必要があるほど十分深刻」と話した。コデインは、処方箋なしで購入可能な他の医薬品ほど安全でないという。

製剤「ニューロフェン・プラス」や「パナディーン・エクストラ」などを来年6月1日までに処方箋医薬品に変更することを視野に、最終決定は11月になされる。 

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