【ブリスベン6日AAP】 フルーツピッキングの仕事のため、ブリスベン経由でバンダバーグに飛行機で移動したメルボルン出身の男性が、新型コロナウイルスの陽性結果が出ていたことが明らかになった。
スティーブン・マイルズ州副首相によると、24歳の男性は1日にヴァージン・オーストラリアのVA313便でブリスベンに移動し、一泊した際に家族や友人約15人と交流した後、翌日VA2905便でバンダバーグへ移動して、イチゴファームで働き始めたという。
6日に同州でコロナの陽性結果が出たのは、この男性1人だけだった。現在、男性と濃厚接触をした人たちを調査中だという。
男性は入州規制の除外範囲である季節労働者としてQLD州に入州しており、バンダバーグの空港から雇用主に迎えにきてもらった後、シェアアコモデーションで他の労働者とともに生活をしていた。男性の症状は軽く、現在バンダバーグで隔離生活を送っているという。
保健省は、心当たりのある人で症状のある場合は検査を受けてほしいと呼びかけており、同ファームのイチゴは食べても問題ないとしている。