生活

コロナ禍の生活環境 多くが「とても孤独」

【シドニー7日AAP】   家族問題の相談・支援団体Relationships Australiaが730人以上を対象に 、コロナ禍が人間関係にどのように影響を及ぼしたかの世論調査を行った。

 

5月に行われた調査結果によると、回答者の55パーセントが生活環境に打撃を与えたと答え、半数以上が人間関係の維持に時間と労力に注ぎ込んだと答えている。

 

家族と一緒に住んでいる人たちは、家族と一緒に過ごす時間が増えたとしており、83パーセントの人が自分にとって必要な時間だったと回答している。

 

Relationships Australiaは、コロナ禍で生活環境が困難になった人たちの多くが家族関係に変化があったことを認識していることが調査結果から見えてくるとしている。また、家族関係に悪影響を及ぼしたと回答している人もいる中、問題に向き合い、より良い人間関係を築くためのいい機会だったと考えている人たちもいるという。

 

一方で、回答者の45パーセントが、5月の間「非常に孤独を感じた」と回答していたことが分かった。同団体は「 人間関係が悪化した人たちの多くが、孤独を感じている」とし、「近所の人、同僚との人間関係より、パートナーや子供、友達などの親しい間柄との人間関係がうまくいかない時に悪影響を及ぼしている」としている。

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