【パース9日AAP】 WA州政府は、“フライイン・フライアウト(FIFO)“と呼ばれて同州で勤務する東海岸からの労働者に対し、恒久的にWA州に移転すれば住宅建築用ボーナスを支払うと発表した。
パンデミックで州境が封鎖されたため、東海岸からFIFOでWA州に勤務する人の多くが、一時的に同州に居住して勤務を続けている。州政府はこれらの人を恒久的に迎え、州経済を強化したい考えだ。
鉱山、石油、ガスで働くFIFO労働者6,000人が、2万ドルの住宅建築用ボーナスを申請できる。マクゴーワン州首相は、「WA州は住むのに素晴らしい場所であり、すでに働く人に多くを提供できる」と話した。
鉱物・エネルギー会議所(CME)のポール・エバリンガム所長は、「従業員の移転に当たり、多くの企業が財政支援や住宅ローンの支援を行っている」「WA州の資源セクターはパンデミック中も稼働し続けた。今後は新たな雇用創出と地域投資で景気回復を支援する」と語った。
12月31日まで申請可能。