【シドニー13日AAP】 NSW州がん協会は、人気カフェメニューの飲み物やスナックの熱量、飽和脂肪、砂糖の量について調査し、保健局が奨励する1日の平均許容摂取量と比較した。
調査は、カフェチェーンの「グロリア・ジーンズ」「コーヒー・クラブ」「マックカフェ」「マフィン・ブレイク」「ミシェルズ・パティスリー」の564メニューを対象に行われた。
調査の結果、アイスコーヒーなど冷たい飲み物の54%に、1杯で1日の砂糖許容摂取量の半分以上が含まれていた。マックカフェの「コーヒー・キック・フラッペ」は許容摂取量の86%にあたる砂糖小さじ19杯が含まれている。同店のバナナブレッドは、砂糖小さじ14杯分を含み、熱量もビッグマックバーガーと同等。
州がん協会は「毎日コーヒーとともにスナックを注文することで、どれだけ熱量、飽和脂肪、砂糖を摂取しているか消費者は気が付いていない」と話した。がん協会はカフェチェーン店に対し、飲み物やスナックの一人前の分量を少なくするようにと呼び掛けている。