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自閉症の少年48時間ぶりに発見 VIC

【マウント・ディサポイントメント10日AAP】  VIC州メルボルン北部マウント・ディサポイントメントで8日午後から行方が分からなくなっていた、自閉症の少年ウィリアム・キャラハンさん(14)が10日、捜索を手伝っていたボランティア男性によって発見された。

 

ウィリアムさんを発見したベン・ギッブスさんは現場周辺の地形に詳しく、ウィリアムさんを歩道から約15メートル外れた場所で発見した。ウィリアムさんはギッブスさんが渡したチョコレートバー半分をその場で食べ、ギッブスさんの靴をはいて自力で歩道へ出たという。ギッブスさんは「たまたま彼に遭遇したのは私だが、発見したのは捜索に参加した全員だ」と話した。

 

ウィリアムさんの母親のペニーさんは、捜索活動の参加者全員に感謝を伝えるとともに、ウィリアムさんが発見されたことについて「圧倒されている」と述べた。また、ウィリアムさんについて、48時間も寒い山林に取り残されていたにもかかわらず、非常に落ち着いた状態だと伝えた。

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