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ロックダウン中に動物虐待急増 VIC

【メルボルン11日AAP】  新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が行われる中、VIC州では動物への虐待が急増したことが、王立動物虐待防止協会(RSPCA)による調べで明らかになった。今年3月~5月にかけて報告された虐待の報告件数が前年比16%増だったという。

 

RSPCAビクトリアに寄せられた、故意による動物虐待に関する通報件数は385件だった。パンデミックに伴う動物虐待の増加は、すでに報じられている家庭内暴力の増加と関連性があるとみられ、RSPCAは動物虐待は家庭内暴力と並行して行われている可能性を指摘している。

 

一方、統計によるとVIC州では4月~5月にかけて6~7分毎に一件の割合で、家庭内暴力の現場に警察が駆け付けていることが分かっている。VIC州では動物虐待に対し最大4万1,305ドルの罰金、または最大12か月の禁固刑が科される。

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