【アデレード18日AAP】 NT準州ダーウィンからSA州アデレードまで3000キロメートルを太陽光のみで南下するソーラーカー・レース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に、17か国から29台のソーラーカーが参戦する。
前回優勝したオランダのニュオン・ソーラーチームは、空力特性を改良した新デザイン車「ヌナ8」で参戦する。同チームのマイケル・バン・バール氏は「渋滞が予想される都市部を通過する際の経路考案の段階にある」と話し、準備は周到とした。
日本の東海大学もソーラーカー「トーカイ・チャレンジ」で参戦する。2013年のレースでは、優勝したオランダ・ニュオンと2位の同大学の差はわずか数分だった。
オーストラリアからは、Clenergy Team Arrow、ウェスタン・シドニー大学、アデレード大学の3チームが参戦する。
今週半ば、1人乗りのチャレンジャークラスの先頭車両がアデレードに到達する見込み。