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クレジットカード手数料を取り締まり

【キャンベラ20日AAP】   連邦政府は2016年半ばから、カード払いによって生じる費用以上の過剰な手数料を店舗が消費者に課することを禁止すると発表した。

カード手数料の検証は、元銀行家のデイビット・マレー氏による金融制度に関する審問によるもの。オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)に対し、カード利用者を過剰請求から守る権限が与えられる。また、支払い制度に関する新たな委員会を設置し、定期的にカード手数料を見直す。

モリソン連邦財務相によると、主要銀行カードの手数料は1~2%、他は2~3%だが、なかには追加手数料が10%のカードもあった。

ターンブル連邦首相は、「事業主は消費者に対して自由に料金設定ができるが、クレジットカードの追加手数料が実質費用を過剰超過していることは広く知られている」と話した。

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