【キャンベラ14日AAP】 連邦政府は、QLD州の農産物を海外市場に送る目的で香港とシンガポールへの定期運航便を確保した。
キャセイパシフィック航空は14日から、QLD州産の牛肉、豚肉、卵、野菜および果物を香港に毎週輸送する定期便を開始する。シンガポール航空も19日から、トゥーンバとシンガポールを結ぶ便を週1回開始し、地元生産物30~40トンを海外市場に送り出す。
連邦のバーミンガム貿易相は、「パンデミックで旅客便が非常に限られるなか、QLD州南東部の農家らが生産物を海外で販売できるよう支援しなければならない」「輸出できる生産物が多いほど、地元の雇用をより多く保護し、輸出額の上昇ににつながる」と話した。