【メルボルン17日AAP】　　VIC州メルボルン西部のディア・パーク（Deer Park）で16日、15歳の少年が複数の少年グループに襲われ刺殺された事件で、13歳～16歳の少年6人が暴力や乱闘の罪で起訴されたことが分かった。

少年の父親によると、少年が殺害された場所は家族が毎週日曜日に訪れていた教会の反対側に当たり、「息子に戻って来て欲しい」とする一方、事件に関わった少年たちについて「彼らのことも愛している、彼らの両親にも愛を送らなければならない」と述べ、復讐や報復する気持ちはないと表明した。

事件では8～10人の少年グループが関わったとみられ、目撃者によるとナイフを隠し持った少年たちが、複数回にわたって少年の胸や腹を刺したという。報道によると、SNS上での言い争いが引き金となったとの見方が強まっている。