【シドニー18日AAP】 NSW州政府は、州のデジタル化を加速させるデジタル・リスタート・ファンドに16億ドルの拠出を決めたと発表した。同ファンドでは、サイバーセキュリティの向上も目指しており、これに2億4,000万ドルを充てるとしている。
NSW州のペロテット財務相は、サイバーセキュリティ―向上のほか、州政府機関でのデジタル利用を増やし、サービスNSWを通じより多くの州政府関連サービスをオンラインで提供していきたいとの方針を示した。
ベレジクリアン州首相は、ファンドによって州政府が州民の生活をより快適なものとするデジタル化を進めることにつながると期待を示し、「われわれはデジタル化において国を主導し、テクノロジーやイノベーション分野における、世界的リーダーとしての世評を確かなものにしたい」と述べた。