【キャンベラ21日AAP】 グレッグ・ハント連邦保健相は、生後6ヶ月から5歳未満の乳幼児を対象にインフルエンザの予防接種の無料サービスを初めて行うことを発表した。
今年に入り、インフルエンザにかかった5歳未満の子供は1800人に達しており、1人が死亡している。
ハント保健相は「5歳未満がインフルエンザにかかった場合、入院率も高い。健康な子供でも重症になるケースがある」としている。
2020年に入り2万人以上がインフルエンザに感染しており、36人の死亡者が出ているが、2019年には感染者数11万人、死亡者数369人と減少している。
全国予防接種プログラムは、妊婦、生後6ヶ月以上のアボリジニ・トレス海峡諸島民、65歳以上の高齢者、生後6ヶ月以上で特定の疾患を持つ人にも適用されるという。