【キャンベラ29日AAP】 スイスを拠点とする大手自動車製造・販売企業のボルボがこのたび、世界で初めてカンガルーとの衝突防止テクノロジー開発研究に向けて試験を実施する。
今週、同社の安全技術チームはキャンベラで、動物が道路沿いでどのように行動するのかについて調査する。ビデオ撮影も行い、動画も利用しながら研究を進めるという。
同社の安全技術部門のマグナッソン氏は、「カンガルーはとりわけ行動を予測するのが難しく衝突を回避しづらい動物だが、我々の動物察知テクノロジーをさらに改良すれば、高速道路での衝突も回避できると確信している」と述べた。